縄文根来・縄文曙

縄文根来
縄文根来塗り

写真のような研ぎ出しの縄文塗りは、
お椀や鉢などに採用している塗りです。

塗り加工の工程を紹介すると、

(下地)はロクロを用いて刷毛で粘り気の強い塗料で目立てを描きます。
このまま焼き付けに入れると泡が吹きやすいので一晩自然乾燥させます。

(中塗り)はベース色(目立てが朱なら黒、目立てが黒なら朱)を塗ります。

乾燥機に入れた後、目立てした(下地)が出てくるようにロクロを用いて研ぎ出します。

(上塗り)は6分ヅヤの薄いオレンジ色のクリアー塗装を施します。

最終焼き付けを行い完成です。

飽きの来ないシンプルな柄の根来・曙は、古くから日本人に愛されてきました。
奇をてらわないので、扱い易く様々な料理との相性も抜群だと思います。

「塗りもの」は使い続けると剝離していきますが、「根来・曙」はその剝離が
目立ちにくい塗りとも言えます。



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