八十椀

こんにちは 松澤です。

今日は八十椀を紹介させていただきます。
この辺りでは「はちじゅうわん」と読んでいるのですが
「やそわん」と読ばれているところもあります。

八十椀とは、飯・汁・坪・平の4種類の蓋と身を別々に数えて合計8つのこと指します。
蓋も蓋としてだけではなく、蓋を返してお漬物皿の用途にもなります。

その他に大皿・木皿・茶津・猪口を足すと12個になり、百二十椀となります。

実家は浄土真宗ですので、私が子供のころには毎年家で「報恩講」が行われました。
親族が集まり、お勤めの後食事会がありました。
その際に必ず登場したのが「八十椀」です。

お寺などで使われてきましたが、現在では、
古民家を利用して食事をふるまう場などでも使われています。

画像の説明
写真は、以前八十椀を使ったお料理をいただくイベントに参加した際に撮ったものです。

収納性も抜群で、総黒や総朱の八十椀は控えめ気質の日本人のように
目立たず、素材を生かす器だと感じます。

元々木製で作られていましたが、
こちらでは耐熱樹脂で食洗器対応の八十椀をご用意しています。


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